企業ブログを更新しているのに、思ったようにアクセスが伸びなかったり、問い合わせにつながらなかったり…そんな悩みを抱えていませんか?
実はその原因の多くは、「記事を書くときの基本ルール」が守られていないことにあります。
そこで今回は、WordPress初心者でも今日から意識できる、最低限おさえておくべき5つのポイントをわかりやすくまとめました。
ちょっとした改善だけでも、読みやすさ・検索評価・問い合わせ導線が大きく変わります。
1. 見出し(h2・h3)の使い方を意識する

見出しは文章の骨組みとなる重要な要素であり、SEOや読みやすさにも直結します。まずは役割を正しく理解しましょう。
- h1:記事タイトルのみで使用するので、使わない
- h2:記事内の大きなセクションタイトル
- h3:その h2 を補足する小見出し
h1 は記事タイトルのみに使用するため、本文中では使わないようにしましょう。h2 は記事内の大きなセクションタイトル、h3 はその h2 を補足する小見出しとして使います。
特に注意したいのは、見出しレベルが飛んでしまう、あるいは同じ階層の見出しが不自然に連続するといった状態を避けることです。WordPress のブロックエディタではブロックごとに h タグを選択できるため、意識的に構造を整えながら配置することが大切です。
見出しが適切に整理されていると、読者が内容を理解しやすくなるだけでなく、Google にとってもページ構造が把握しやすくなり、SEOの観点でもプラスに働きます。
2. リストタグ(ul・ol)で情報を整理する
文章が長文の連続になると、特にスマホでは読みづらく離脱につながりやすくなります。そこで役立つのが箇条書き(ul・ol)です。
順不同の情報は ul(・)、手順や順番が重要な内容には ol(1. 2. 3.) を使うことで、視認性が大きく向上します。
箇条書きは読み飛ばしやすいため、読者が重要ポイントを瞬時に把握でき、SEO的にも情報構造が整理されるため評価されやすいのがメリットです。
企業ブログで「リストを使うべき」具体的なシーン
- サービスの特徴をまとめるとき
例:自社サービスの強みを3つ並べる、他社との違いを整理する - 料金プランや仕様の比較を示すとき
例:各プランの内容を箇条書きで並べて、違いを見やすくする - 導入までの流れ・問い合わせまでのステップを説明するとき(olが有効)
例:1. お問い合わせ → 2. ヒアリング → 3. お見積もり → 4. 契約 といった順序が必要な情報 - ユーザーに求める行動や注意点をまとめるとき
例:フォーム記入時の注意事項、申し込みの前に確認してほしいポイントなど - 記事のまとめや結論部分で「重要ポイント」を強調したいとき
例:「今日のポイント」として3〜5項目程度に分解する - 導入事例・成功事例の箇所で内容を整理するとき
例:課題 / 解決策 / 導入後の変化 をそれぞれ箇条書きで並べる
このように「ポイントを区切って読みやすくしたいとき」は、積極的にリストタグを使うべきです。読者は内容をつかみやすくなり、企業としても伝えたい情報がより正確に届きます。
3. 強調(太字)を使って重要箇所を目立たせる
文章が長くなると、ユーザーは読み飛ばしやすくなり、特に重要な部分ほど見落としがちです。そこで役立つのが強調(太字)です。
WordPress のブロックエディタでは、特別な設定は不要で、テキストを選択してショートカット(Macなら ⌘B、Windowsなら Ctrl+B)を使うだけで簡単に強調できます。
強調を使うメリットは以下のとおりです。
- 重要な情報が視覚的にパッと目に入る
長文の中でも、太字の部分だけでも読めば要点がつかめるようになります。 - 読者の理解が早くなり、離脱を防げる
箇条書きと同様、太字を入れるだけで読みやすさが大きく向上します。 - SEO的にも適切な強調はプラスに働く
Googleは文章全体の構造を評価するため、自然な形でキーワードが強調されていると内容が明確に伝わりやすくなります(※乱用は逆効果)。
企業ブログで「太字」を活用すべき具体的なシーン
- 記事の結論や要点を示す文
例:「結論:◯◯の導入でコストが30%削減できます。」 - 読者が見逃してはいけない注意点や条件
例:「※初回無料は2025年3月末までの申込みが対象です。」 - 数値・実績など説得力のある部分
例:「導入後の問い合わせ対応時間が 約40%短縮 されました。」 - 比較ポイントや違いを強調したい場面
例:「Aプランは コスト重視、Bプランは 機能重視 のお客様に最適です。」 - サービスのメリット・特徴の強い部分
例:「◯◯の最大のメリットは 初期費用が0円 な点です。」
注意:強調の使いすぎは逆効果
ページ全体が太字だらけになると、どこが本当に重要なのか分からなくなり、読みづらさにつながってしまいます。
1段落に1〜2箇所程度を目安 に、「本当に強調したいポイント」に絞って使うのが効果的です。
4. カテゴリーや内部リンクの整理
記事を書くだけではなく、サイト全体の情報を整理することも、企業ブログの品質を高めるうえで非常に重要です。特にカテゴリー・内部リンクは、ユーザーが迷わず情報にたどり着くための大切な案内役を務めます。
カテゴリーで記事を大分類する
カテゴリーは記事の種類ごとに分けるラベルのようなものです。サービス紹介やお知らせなど、大きく整理するために使います。
- なるべく階層を深くしすぎない
- 1記事に複数カテゴリーを設定しない(迷わせるため)
企業ブログの場合、サービス名ごとにカテゴリーを作ることで、ユーザーも必要な情報にたどり着きやすくなります。
内部リンクで関連ページや関連記事へ誘導する
内部リンクは、サイト内の関連ページに読者をスムーズに誘導できる重要な仕組みです。
- 過去の記事とのつながりが生まれ、理解が深まる
- サービスページ・問い合わせページへ動線が作れる
- サイト内回遊が増えて滞在時間がアップ(SEO効果も期待)
特に企業ブログの場合、
記事 → サービス詳細ページ → 問い合わせ
という導線を自然に作れるため、コンバージョンにもつながります。
具体例:サービス紹介記事の整理方法
たとえば「自社サービスAを紹介する記事」を公開するなら、次のような整理が効果的です。
- カテゴリー:サービスA
- 内部リンク:サービス詳細ページ、関連する過去記事
こうすることで、記事同士の関連性が明確になり、ユーザーも自然に次のページへ進みやすくなります。
5. 画像の軽量化で読み込み速度を改善する
画像はブログをわかりやすくする重要な要素ですが、撮影したまま・書き出したままの大きな画像をそのまま使いがちです。
しかし、容量の大きい画像をそのまま掲載し続けると、ページの読み込みが遅くなるだけでなく、サイトに保存されるデータがどんどん増えて、WordPress自体が重くなる原因にもなります。
特にスマホユーザーは表示速度が遅いとすぐに離脱してしまうため、画像サイズの見直しはとても重要です。
WordPress初心者でも、Webツールを使えば簡単に画像を軽量化できるので安心です。
無料で使えるおすすめ画像圧縮ツール
- TinyPNG(PNG・JPEG 画像の圧縮に強い)
https://tinypng.com/ - Squoosh(Google提供で、圧縮率を細かく調整できる)
https://squoosh.app/
これらのツールは無料で利用でき、ドラッグ&ドロップするだけで高品質のまま容量を大幅に削減できます。
画像を軽量化するときのポイント
- 画面に表示するサイズに合わせて挿入するだけでも効果的
例:横幅800pxで表示するのであれば、元画像も800px程度にしておくと無駄な容量を減らせます。 - ページ読み込みが早くなり、スマホユーザーのストレスが大幅に減る
結果的に、離脱率の改善・SEOの評価向上にもつながります。
画像を軽くするだけで、サイト全体のパフォーマンスが目に見えて改善します。ブログ更新のたびに、これらのツールでひと手間加える習慣をつけておきましょう。
+αの工夫:クリック率を左右する「サムネイル」を作成する

読みやすさ改善の項目からは少し外れますが、+αの工夫として効果が大きいのがサムネイルです。少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、ユーザーが記事を開くかどうかを左右します。
検索結果やSNSで記事が並んだ際、ユーザーはまずサムネイルとタイトルを見てクリックするかどうかを判断します。特に企業ブログでは、サムネイルをきちんと設定していないと、せっかく良い記事を書いてもクリックされる機会を逃してしまいます。
サムネイルは無料ツールでも十分作れます。たとえばCanva(キャンバ)はテンプレートが豊富で、文字を差し替えるだけで整ったデザインに仕上げられるため、初心者でも扱いやすい点が魅力です。
- Canva(キャンバ)
https://www.canva.com/ja_jp
サムネイルを設定・改善するメリット
- クリック率(CTR)が上がる:視覚的に訴えかけられるため、他の記事との差別化ができます。
- 記事の内容を瞬時に伝えられる:記事タイトルだけでは伝わりにくい内容や雰囲気を、画像で補足できます。
- SNSでの拡散時に有利になる:SNSでシェアされた際にも、アイキャッチとして機能し、多くのユーザーの目に留まりやすくなります。
良いサムネイルの条件
- タイトルとの連動性: 記事のテーマと直結したビジュアルを選ぶ。
- 視認性が高い:文字を大きめにし、背景とのコントラストを強くする。
- 情報量を絞る: 伝えたいキーワードや数字(例:「5つのポイント」)に絞ってデザインする。
WordPressの多くのテーマには、サムネイル(アイキャッチ画像)の設定機能が標準で備わっています。サムネイルも、クリックされるための大事な要素として意識して作成しましょう。
まとめ
WordPressで企業ブログを運営する際は、以下のポイントを意識するだけでも、記事の読みやすさは大きく変わります。
- 見出しを正しく使う(h2・h3)
- リストタグで情報を整理する(ul・ol)
- 強調(太字)で重要箇所を目立たせる
- カテゴリーや内部リンクで記事を整理する
- 画像の軽量化で読み込み速度を改善する
- +αの工夫として、「サムネイル」を作成する
これらの基本を守ることで、読者にとって読みやすく、SEOにも配慮されたブログ記事を書くことができます。
記事が整理されていて見やすいと、「情報発信がきちんとしている企業だ」という印象につながり、信頼度の向上にも寄与します。
ただし、記事以外にもサイト全体の構造や導線、内部リンクの設計、画像最適化などの改善は手間がかかるうえ、専門的な知識が必要です。
「ブログを含むサイト全体をもっと使いやすく、効果的に改善したい」という場合は、ぜひ弊社にご相談ください。プロのノウハウで、サイトのパフォーマンスや集客効果を効率的に最大化するお手伝いをいたします。














